私が感じる、WordPressのブロックエディタへの戸惑い

WordPressでブロックエディタが使えるようになってから、かなり時間が経過しました。
WordPressでサイトを作成するなら、ブロックエディタ使うのが大前提という人も多くいると思います。
私自身、ブロックエディタやブロックテーマはちょっと分かるつもりですが、いまだに、馴染めないなとも感じています。
なぜなのか考えてみました。ちなみに私のスペックは下記になります。

  • HTMLとCSSはちょっと分かる
  • WordPressは4系統(ブロックエディタ採用前)から触っている

まっさらな状態から制作できない

WordPressはとても考えられたCSSがすでに定義されています。ただ、それが何をしているか把握するのが大変かなと。
優秀なコーダーさんが書いてくださったコードに手を加える感じに近いかもしれません。
「あぁ、ここのCSSの値変えたいけど、詳細度が高く設定されているから、もう!importantだ」何て事が私はいまだにあります。

もちろん、WordPressはその部分もしっかり考えられており、詳細度が低くなるように:where()が使われていたり、theme.jsonでの別のアプローチでのスタイルの設定等できたり対策は十分にされているのかなと感じています。

ですので、WordPressを深く知る事で解決できる問題でもあるのかなと思います。

初心者が学ぶには情報が少ない

公式ドキュメント充実しているから読め!
その通りです。ただ、もっと手取り足取り教えて欲しいです。「初心者でも分かるWordPress」みたいな書籍じゃないと敷居が高いのです。

WordPressの初心者向けの書籍、たくさんあります。ただ、その書籍の中で、ブロックテーマを解説しているものが、個人的には少ないのかなと感じています。
私が初めてWordPressを勉強した書籍は4.x向けで、HTML+CSSで作られたサイトを、WordPress向けに少しずつ変えていき使い方を覚えていく内容でしたが、6.x向けの書籍でも、そういった内容が多いのかと(もちろん、ブロックエディタ等の解説は今の書籍にもあるのですが、その割合が少ないような気がします)

HTML+CSSの次のステップはWordPress?

多分そうだと思います。
そうなると、初心者向けのWordPress本も、HTML+CSSを起点とした解説の方が分かりやすい→そういった内容の書籍が多くなるのはやむを得ないのかと。

ブロックテーマに多くの人が興味をもってほしい

ブロックテーマの情報が現状あまり多くないので、分からない所が出た時に、答えにたどりづらいのが、私のブロックテーマに対する戸惑いの原因かなと。
情報が多い状態を作るためには、「ブロックテーマはこんなに便利だ」等多くの人に関心をもってもらうと、必然的にそうなるかなと。